幹細胞培養上清液療法(歯髄・臍帯・羊膜・脂肪)

身体の中から究極のトータルアンチエイジング

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東京都八王子市鑓水2-175-9中濵クリニック

幹細胞培養上清液療法(歯髄・臍帯・羊膜・脂肪)治療説明

再生医療で注目される幹細胞は、あらゆる細胞に分化する機能を有しています。幹細胞は、歯髄・臍帯・骨髄・脂肪等の間葉系幹細胞から培養されます。
幹細胞を培養することで得られる上清液には幹細胞そのものは含まれませんが、コラーゲンやヒアルロン酸などの組織修復・支持に欠かせないタンパク質だけでなく、幹細胞から分泌されたサイトカインと呼ばれる生理活性物質が含まれ、800種類以上の成長因子エクソソームから構成されています。
成長因子は細胞間の情報伝達物質として作用し、主に体内で損傷を受けた組織や細胞を修復して再生します。免疫調整因子、細胞増殖因子、血管増殖因子、造血因子、神経修復因子、骨形成促進因子から構成されます。
一方、エクソソームは直径50~150nmの小さな顆粒状小胞体として、細胞外から取り込んだ成分を再び細胞外に放出しながら、成長因子と同様に細胞間の情報伝達機能を担っています。mRNA等の核酸を含み、細胞増殖を刺激して創傷治療や組織再生を促進します。
本治療では、国内の細胞培養加工施設で製造したヒト由来幹細胞培養上清液(試薬)を、点滴により全身に投与、水光注射で顔・首・手の甲等へ投与、あるいは鼻腔内に投与します。

医薬品販売許可番号:第5312201217号(医薬品販売業)
株式会社CYSAY  TEL:03-6411-901  
https://cysay.co.jp/


幹細胞培養上清液の種類は、幹細胞を採取する部位によって異なります。

主な種類は以下のとおりです。
・歯髄幹細胞由来培養上清液
・臍帯幹細胞由来培養上清液
・脂肪幹細胞由来培養上清液

それぞれについて詳しく解説します。

【歯髄幹細胞由来培養上清液】

歯髄幹細胞由来培養上清液とは、人間の歯の中心に存在する神経部分(歯髄細胞)から生成される培養上清液です。
赤ちゃんから老人まですべての方が歯髄細胞を持っていますが、より若い歯髄細胞の方が多くの成長因子を含むため、基本的には6~8歳の乳児の歯が用いられます。
歯髄細胞は固い象牙質・エナメル質に囲まれているため、がん細胞が侵入するなどの外部からの悪影響を受けにくく、質の高い幹細胞を採取できるといわれています。また、成長因子だけでなく、エクソソームを豊富に含んでいるのも特徴です。
歯髄幹細胞由来培養上清液には、主に以下のような効果が期待できます。
・視力改善
・ED(精力減退)改善
・疲労感の軽減
・自律神経失調症の改善
・腰痛、関節痛、手足のしびれ、肩こりの軽減
・不眠の改善など


【臍帯幹細胞由来培養上清液】

臍帯幹細胞由来培養上清液とは、臍帯(へその緒)から採取した幹細胞を用いて生成される培養上清液です。臍帯は出産時に赤ちゃんと母体をつないでおり、さまざまな栄養素を含んでいます。
臍帯由来の幹細胞はサイトカインを多く含むのが特徴です。一方、若い細胞が多い分、移植してから定着するまでが遅いとのデータもあります。
臍帯幹細胞由来培養上清液は、主に以下のような疾患に対して用いられることが多いです。
・脊髄損傷、脳性麻痺、多発性硬化症、パーキンソン病
・骨粗鬆症、骨欠損、関節リウマチ、関節炎
・心疾患、糖尿病、糖尿病性腎症、肝硬変、慢性肝炎、間質性肺炎
・再生不良性貧血、白血病
・アトピー性皮膚炎、脱毛症など


【脂肪幹細胞由来培養上清液】

脂肪幹細胞由来培養上清液とは、人間の脂肪から採取した幹細胞を用いて生成される培養上清液です。多くの場合、脂肪吸引で抽出された脂肪が使用されます。
肝臓の細胞に作用するHGFという成長因子が特に豊富に含まれており、肝臓を始めとする内臓の細胞との親和性が高いといわれています。また、髪の毛に関する治療や皮膚の治療にも効果的です。
脂肪幹細胞由来培養上清液には、主に以下のような効果を期待できます。
・AGA(男性型脱毛症)の改善
・女性の薄毛改善
・肝機能の改善
・肌のしわやシミ、たるみの改善など


疲労回復・痛みの改善・アレルギー体質改善等に。

不死化乳歯歯髄幹細胞培養上清液療法で、期待される効果

期待される効果は下記となっております。

  1. 抗炎症作用
    障害部位(損傷部位・炎症部位)の治癒促進、疼痛軽減効果
  2. 血管再生・血管新生作用
    動脈硬化などによる血行の途絶に対して側副血行路血管新生
  3. 活性酸素除去作用
    疲労回復、生活習慣病予防
  4. 免疫調整作用
    アレルギー疾患
  5. 神経細胞修復・再生作用
    末梢神経の修復等


当院では、不死化乳歯歯髄幹細胞培養上清液療法を次のような方におすすめしております。
● 疲れがなかなかとれない
● 体の不調・関節や手足の痛みを改善したい
● アレルギー体質を改善したい
● 肌のきめ・はりを改善したい
● しみ・しわを改善したい
● からだのたるみを改善したい
● 若々しさを取り戻し保ちたい
● 薄毛、脱毛を改善したい


幹細胞培養上清液に含まれている成分 ~エクソソーム・成長因子(サイトカイン)~

エクソソーム

エクソソームは細胞から分泌される小さな物質で、由来する細胞の特性を反映して体液とともに身体の中を巡り、受け取り側の細胞にメッセージを伝える役割をします。 パラクライン的に組織修復することが報告されています。


成長因子(サイトカイン)の一例
【EGF(上皮細胞増殖因子)】
●しみ・くすみの改善
●ターンオーバーを促進。肌を滑らかに
●傷口回復の促進

EGFには、細胞の再生や新たな細胞の生成を促し、新陳代謝を高める効果があります。皮膚の老化防止や若返り等の目的で近年化粧品への使用に注目が集まっています。火傷による皮膚移植など傷の回復促進などの目的に医療の分野で使用されてきた実績もあります。

【FGF(線維芽細胞増殖因子)】
●しわ・たるみの改善

FGFは血管新生、創傷治癒、胚発生に関係する成長因子の一種です。
成長組織においては、血管新生、角化細胞の組織化、創傷治癒の過程に関与するなど、多くの機能を持っていることが知られています。

【HGF(肝細胞増殖因子)】
●組織再生。皮膚や臓器の再生・修復

HGFが細胞増殖促進、細胞遊走、細胞死抑制、抗繊維化、血管再生など、組織・臓器の再生・修復を担う多様な機能を持っていることが明らかになっており、様々な疾患を対象に治療応用のための研究開発がすすめられています。

【VEGF(血管内皮細胞増殖因子)】
●発毛・育毛
●しわの予防

VEGFはマクロファージや腫瘍細胞で発現し、血管透過性と血管新生の促進作用をもっています。
全身炎症に伴う血圧の低下や癌の増殖といった様々な病態において重要な役割を果たしていることが知られています。

【PDGF(血小板由来成長因子)】
●細胞分裂促進・細胞の増殖・皮膚細胞の再生
●しわの改善

PDGFは血管新生すなわち既に存在する微小血管から新たな血管を形成する過程は胚発生や創傷治癒、炎症、心臓や末梢血管の虚血性疾患、心筋梗塞、糖尿病性網膜症、そして癌などにおいて重要な機能を果たしています。




治療回数・治療間隔・所要時間のめやす

治療回数

数回(効果を実感するまでには個人差あり)。

治療間隔

点滴・水光注射は2週間に1回。
鼻腔内の投与は1週間に1回。

所要時間

点滴は30分間。
水光注射は表面麻酔も含め1時間。
鼻腔内ワンショット投与は5分間。



主な副作用・リスクについて

点滴の針挿入部位や水光注射の治療部位の腫れ、熱感、皮下出血が生じることがありますが、時間の経過と共に軽減して数日から1ヶ月程度で元の状態に戻ります。



禁忌事項

  1. アミノグリコシド系抗生物質にアレルギーがある。
  2. 悪性腫瘍(血液のがんを含む)・発熱・てんかんがある。
  3. インスリンに高感受性で、低血糖になりやすい。
  4. 培養上清液あるいは麻酔薬にアレルギーがある。
  5. 抗凝固薬、抗血小板薬を内服され、出血傾向がある。
  6. 生理期間中である。
  7. 妊娠中、妊娠の可能性又は妊娠予定である。
  8. 点滴の時に血管が細くて針が入らない。

注意事項

安全性については、歯髄提供ドナーの検査を徹底し、上清液は無菌検査、エンドトキシン検査、ウイルス検査を行っています。
ところが本製剤にはヒトに由来する成分を含んでおり、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病等に罹患する可能性を完全に否定することができないため、献血を行わないでください。


※治療効果には個人差があります。
※施術には、国内未承認医薬品または医療機器を用いた施術が含まれます。
※施術に用いる医薬品および機器は国内販売代理店経由にて入手しています。



料金について

幹細胞上清液点滴(不死化乳歯歯髄or臍帯or羊膜)

27,500円(税込)

幹細胞上清液点滴(脂肪)

35,200円(税込)

水光(不死化乳歯歯髄or臍帯or羊膜)幹細胞上清液注射

33,000円(税込)

鼻腔内ワンショット投与(不死化乳歯歯髄or臍帯or羊膜の原液0.5㏄)

22,000円(税込)

点鼻液(不死化乳歯歯髄or臍帯or羊膜の希釈液10㏄)(冷蔵保存で1週間以内に使用)

22,000円(税込)

※初回の方はカウンセリングが必要となります。


カウンセリングが済んでいない施術のご予約は出来ませんので、
まずはカウンセリングをお受けください。